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膝の内側の痛みの原因は?鵞足炎の人もそうじゃない人も大切なことがあるよ。

      2016/04/10

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膝の痛みにも種類がありますが、多いのは外側、そして内側の痛みという順番かなと思います。今回その中で「内側が痛い」という方がいらっしゃいましたので、膝の内側の痛みについて考えていきたいと思います。

機能解剖的な見方→鵞足炎

まずその方が整形外科で下された診断というのは「鵞足炎(がそくえん)」という症状です。

これがどういう症状かというのは次の項目に譲るとして、その症状のためにいろんなレッスンを受けるときに膝が痛くてどうしようもない、というのが今回セッションを受けるきっかけとなった出来事でした。

整形外科では「膝の周りの筋肉を鍛えなさい」とこう言われてきたので最初は「メニューを教えてください」と来たのですが、そういうことじゃなくもっと大切なことがあるよと言うことを説明させて頂き、それを納得してくださり、今ではいろんなレッスンに出るまでに回復したお話しです。

   

鵞足炎の原因や症状って?

膝の関節を構成する筋肉に、太ももの前、内側、後ろ側から続く筋肉があります。それらが膝の内側で鵞足部というのを形成しています。

この鵞足部に炎症が起こり痛みが発生することを鵞足炎と言います。

原因としては「使いすぎ」「膝の周りの筋力不足」「使い方が悪い」などを言われる人が多いようです。

また、足部の過剰な回内、ニーイン・トゥーアウトという膝が内側を向いていてつま先がそれよりも外を向いている状態といったような骨格的な問題も原因として挙げられるようです。

   

鵞足炎のリハビリは?

リハビリとしては、「休息」「ストレッチ」「トレーニング」という流れです。

どの怪我でもそんな流れを良く聞くような気がします。

まずは、休む。まあ痛みがあっては何も出来ないという事なのでしょうね。とにかく休む。まずこれらしいです。

そして先程の項目で挙げた鵞足部を形成している筋肉をストレッチする。その鵞足部が過剰に緊張しているからストレッチするというのがセオリーですね。

そしてもしも骨格に問題があるならばそれらを修正するようなトレーニングという風にリハビリは移っていきます。

   

そうは言っても痛いよ?だからこそ考えなければならないこと

そうなんです、そうは言っても痛いんですよね。だからこそ何を考えなければならないかって視野を広げようってことなんです。なぜかって、どんなに使っても膝が痛くならない人もいるし、
どんなに骨格が崩れていても膝が痛くない人がいる
んですよね。これが事実です。

それを「あの人は違う」と例外視するのはおかしな話です。事実に向き合って「なぜ」という問いに向かう姿勢が私は大切だと考えています。

上記のリハビリで良くなる人ももちろん居ますし、実際に見てきました。ただ、それだけで治らない人も見てきました。どちらも事実なんです。

膝の内側の痛みの原因は膝の内側だけにあらず。

さて、ではどうやって見ていきましょうか。

私たち人間というのは、「立ち」「歩き」「しゃがみ」ます。基本的にこの3つの動きが出来れば足腰に関しては大丈夫です。

この動作にミス(関節運動のミス)が起こると、結果として骨の位置が動作中に崩れ、その中でも姿勢の保持・維持をしようと筋肉が働く為、結果として炎症という風にして身体を守ります。これ以上そんなミスしたらもっと身体がおかしくなっちゃうから「痛い」と脳に認識させて、動かないように(動かさせないように)守るんですね。

参考記事→骨とか関節とか筋肉の役割を考えてみる。

この方の場合には「立ち」にミスがありそうでしたのでここを改善していきました。

   

姿勢はどうですか?

立ち方に関しての詳細は他の記事に詳細を譲ります(執筆中です)。おおまかな考え方としては、構造的に安定する形であることが立ち方では大切になります。そして、構造的に安定した立ち方になると、重心はどこでも無い所になっていきます。どこでも無い所になるということはどこへでも行けるということです。これが人間の重心をスムーズに移動させるにはとても大切です。そして重心をスムーズに移動させることが出来るということは、関節運動もスムーズに行われることになり、結果として筋肉の伸縮もスムーズに行われる、ということです。

こればかりはなかなか言葉やイラストの説明では難しいですね(全てにおいてですが)。今回来てくださった方の場合、「立つ」姿勢で末端をしっかりと意識してもらい、立ち方の「考え方と意識」を変えました。その意識を「歩く」「しゃがむ」と応用していくことで、別に何の治療をしたわけでもなく鵞足部の痛みは無くなりました。無くなりました、というよりもこの場合は「脳みそが痛いと認識する必要が無くなりました」という方が適切な表現かと思います。

それほど「立ち」で既に動作ミスをしている人が多いですね。

   

内臓のダメージはどうですか?

違う時期に来た方は鵞足部を構成する筋肉のうち、「縫工筋」という筋肉が特に張っている状態でした。

この縫工筋、内臓でいうと「副腎」という所と関連が強いです。背骨で言うと胸椎の9番目です。

胸椎9番目としての機能的な働きをいうと、胸椎8-9で10°ほどだった回旋角が9-10では5°ほどにまで減少します。膝に関する痛みはデルマトーム(皮膚分節知覚帯)やメリックチャートに置いても腰椎3番との関連があります。この腰椎3番というのが身体を捻る=回旋の動きと関わるので、8-9,9-10と回旋角が変わるこの部分の変位や固着は膝にとっても微妙な変化を与えますので注意が必要です。

さて、話しを「副腎」に戻します。

 

副腎の働きはホルモン産生

副腎の働きとしては、コルチゾールとアルドステロンというホルモンを産生します。コルチゾールは抗ストレスのホルモンとして働き、糖利用の調節、血圧の調節などを行っています。アルドステロンは塩分、カリウム、水分のバランスを保つ役割をしています。

副腎=縫工筋の弱化反応がある方は大抵「疲労」が目立ちます。それが「生理的疲労」なのか「物理的疲労」なのか「心理的疲労」なのかはそれぞれそのセッションで見ています。

それを明確にして副腎そのものの機能回復を図るのか、その他の内臓の機能回復を図るのかを決めていきます。

   

それを踏まえたおすすめのリカバリーエクササイズとは?!

今までの流れを見ていれば分かる通り、「これをやれば鵞足炎がよくなる」と言ったものはありません。方法をいつまでも求めているようではむしろ治らないくらいに思った方が良いです。

私が大切にしているのが「なぜ鵞足炎になったか」の背景を腑に落とすことです。心の底から納得できたその時に初めて、エクササイズが活きてきます。その背景というのは本当に十人十色です。今回来た方の様に立ち方の動作ミスでなってしまった人もいれば、疲労から来る副腎へのダメージで縫工筋の機能低下という流れでなってしまった人もいる。その両方に同じエクササイズって、これ、おかしいですよね?

万人受けの方法はない。

長々と書いてきましたが、本当に結局は万人受けの方法は存在しません。なぜならさっきも言った様に、なぜそれになったのかの背景がまるで違うからです。

ただ、治る人の共通点としては、「方法」を求めていないということかなと感じます。例えば「ダイエット」だって、何冊もダイエット本を買いあさり、何種類もダイエット法を試して・・・。大体こういう人、未だに太ってません?どんな方法でも良いから「考え」の部分で腑に落ちて実行すれば、結果はなぜか出てしまうと思います。だから私は「方法」ではなくて「なぜ」という問いの部分を、一緒に紐解くお手伝いをしているんです。

膝の痛みは膝にあらず。身体のメッセージは、意外な所から出ているかもしれませんね。

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