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パーソナルトレーナー

トレーナーをやってきて、人の観方がガラッと変わったよというお話。

更新日:

こんさんです。

 

人の身体を通して色々と学ばせていただいている毎日ですが、人の身体に対する考え方も変わると周りの環境も自然と変わるものです。それがまた面白いですよね。

 

少し苦しい時期もありましたが色々なご縁を通して自分なりに今バランスの良い状態で日々のセッションに臨めているので、その経過を書き残していきたいと思います。

 

トレーナーになる以前

トレーナーになる以前は陸上競技に勤しんでいましたが、もともと陸上競技を選んだのも「集団競技が嫌だったから」です。

 

これはのちのち陰陽五行という哲学が自分の腑に落ちた時に「なるほど」な瞬間に出会うのですが、この時点ではそういうものは自分の中に存在せず、大学生にもなると部活の中にも組織というものが出来、それが非常に苦痛でした。

 

大学生の時期に身体の勉強を始め、トレーナーになるための準備を始めました。この時期はただただ人の身体を知っていくのが面白かったです。神経ってこうなっているんだ、筋肉ってこうなっているんだ、と。

 

学校の解剖学の授業で感じられなかった面白さがすごく新鮮で、毎日のように解剖学の本を眺めていました。

 

寝る前に何かひとつ暗記することを暗記して、起きたらすぐにそれを確認!というようなことをずっとやっていましたね。今考えたらよくやったなあと思うのですが、それが今のベースとなっているので昔の自分には感謝しています。

 

センスという言葉で”逃げて”いた

割と私は「感覚派」の人間でして、いろんなことをその「嗅覚みたいなセンス」で乗り越えてきたつもりです。

 

ただ、そのセンスという言葉は非常に便利で、部活動の練習嫌いだった私は「センスがあるから」と勝手に思い込んでサボったりしていました。

 

今となってはなんてアホなことをと思いますが、その当時はバカ真面目にそれを貫き通していたんですね。ただ”イメトレ”だけは人一倍にしていて、それがまあ練習を良いイメージのまま終えるのを可能にしていたのかなと今では思っています。

 

イメトレで思い出しましたけど、イメージしても「かめはめ波」は具現化しませんでしたね。小さい頃から何度も家で練習したんですけど。

 

技術ばかりに目が向いていた

そのイメトレの相棒となっていたのはビデオデッキでした。シドニー五輪の短距離のビデオをそれこそ擦り切れるくらいに観ました。今では再生不可能となっています。

 

その時に「ここで膝の角度はこれくらいで、腕の角度や上がり方はこれくらい」などと、本当に細かい「技術」に目を向けていました。それが今の私の観察力の元にもなっているのかなと思いますが、その技術というのは見える物質的な世界の話し。

 

だからこそあるラインで陸上はつまづいていたんだなあと漠然ですが振り返ることが今でもたまにあります。

 

トレーナーとして独立してすぐ

とにかくそれこそがむしゃらに目の前のお客様に向かっていました。その当時の知識を本当にフル動員して。資格を取るためのもの「生かす」ということは難しいんだなと日々感じていましたし、日々ノートに振り返りをしながらああでもないこうでもないと模索する毎日でした。

diary

 

身体の崩れがあるということを知った

トレーナーの資格を取るために身体を勉強する中で姿勢の崩れが身体に与える影響というのを知りました。これは私にとっては大きな転機で、「だからこんなに怪我をしていたのか陸上競技で!」と色々と腑に落ちる瞬間がありました。

 

そこから身体のくずれというのものに興味が湧き、資格を取る勉強の中でそのことについて更に追求。そして日々のセッションで実践という繰り返しでした。

 

「どういう方法で治すか」という方法論に目がいっていた

この頃私の中では、完璧に「方法論」に目が向いていました。どういう手技で、身体のどこにどのようにアプローチするとどのような反応が出る、といった具合です。

 

ただ、やはりそればかりに目を向けていると「なんか違う」という瞬間にぶち当たります。その「なんか違う」の連続が2015年1年間でした。

 

ここ最近

ここ最近はいろんなご縁もあって比較的いろんな面で落ち着いて来たかなというところです。

 

自分なりの「哲学」も持てるようになって来た(ような気がする)し、色々背負いこんでたものが少し落ちた感じです。

 

苦しかった時期を抜けて、自分なりのバランスが見えてきた

sad

2015年は非常に苦しい1年でした。で、そんな中で紹介されたことからとある先生のブログを拝見したときに「あ、そうだったのね、だからなのね」と一瞬で腑に落ちたんです。

 

要は、根本の違いだったんだと。その先生は「WindowsとMac」と例えていましたが、そういうOS自体とか、ゲーム機自体が違うのに、それに対応していないソフトを動かそうとしていたことで今までの苦しい違和感というのは生じていたんだなと、一瞬で腑に落ちたんです。

 

「絶対」はなくてあるのは「相対」のみ

人の身体を見るときに、絶対的な基準というのはありません。そこにあるのは相対的な基準です。だから、私からAさんという人を観て感じたことが、違う人がAさんを観た意見と一致するとは限りません。

 

そこに無理くり合わせようとして、違和感を感じて、「でもなんだか違うんじゃないのこれ」って心の奥底の、本当に奥底の方では感じているんですよ。

 

苦しいですよこれ。そうするとセッションにもそれが出ちゃうんです。ボロボロでしたね、正直。この1年、たくさん泣いたなあ。

 

そもそも私の奥底にあるOSって東洋的な物であって、それって「相対的」なんですよ。先生のブログでは「主観的感性の世界」というように表現していました。

 

「これ合ってますか!これで正解ですか!」って何か絶対的な何かに答えを合わせるというのは西洋的なものであり、「客観的事実の世界」です。

 

ここがバラバラになることで、自分の中の歯車が狂って何もかもがおかしくなっていたんだなあと、納得した今では振り返ることが出来ます。

 

これも先生のブログや直接お話しさせていただいた中でだいぶヒントを頂いたなあと、ご縁の不思議を感じています。

 

 

以前の記事でも引用した坂爪さんのTwitterの「いままでの全部はこの瞬間のために」というのが最近本当によく繋がります。不思議な毎日です。

以前の記事→不健康になる勇気はありますか?

自分自身を心の拠りどころにするということ。

一番自分がキツイ時には、やはり人を頼りたくなります。しかし、ここで自分自身を心の拠りどころにしていけるかどうかが、しっかりと立って生きていけるかどうかなのかなと最近思います。

 

そして実際そんな時に「よし、進む!」と私の中の小さな勇を奮い立たせてくれるのが、先人たちの言葉でした。私はそこに、読書の意味はあると確信しています。

 

ハウツー本などのような横に広がる薄っぺらい本ではなく、どっしりと色んなものが乗っかった縦に伸びる本。そんな本を自分の糧に出来た時にまたひとつ、自分の土台が出来て、よりその上に立つ頼りない自分を信用させて(安心させて)行けるのだと感じています。

walk

 

これからの私

セッションを続けながら、より人の生命の深淵へと向かっていけるような、そんな毎日にしていきたいと思っています。

 

今ここに立てているのも、本当に奇跡の連続です。今までの流れがなければ間違いなく今がありません。なんとなく会社に行ってなんとなく休んで遊んでパチンコして飲んでうわあああみたいな人生になっていたかも分かりませんし。

 

今までの流れの中での出会いは全て必然でした。だからこそ感謝しながら進んでいこうと思います。振り返ってみると何一つ嫌なことも無駄なこともありませんでした。

 

そして先日、先生とお話しするなかで今後2.3年のビジョンが一気に閃いてきた(湧いてきたと言った方が正確かもしれません)ので、その方向へとただただ歩みを進めていくだけです。

 

あとは、お会いしたいけどまだお会い出来ていない先生もいるので一度お会いしたいなと思っています。いつかご縁が運ばれてくることを楽しみに。

 

私ね、すごく、生きるのが楽になりました。だから、それを出来るだけたくさんの人に伝えていきたいと思います。

 

陰陽五行という哲学で観ると、私は「木」気が強いです。だから、誰かに制約されることなくもくもくと伸び伸び行くのが私らしい。ここに「学生時代組織に押さえつけられるのがたまらなく嫌だった」私の根幹の部分も潜んでいます笑

 

より色んなことを、色んな人に学びながら、色んなことを、色んなところへ、還元していきます。このブログもその活動の一環として捉えています。

 

そんなこんなで、ご縁のある皆さん、どうぞよろしくお願いしますね。

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