下っ腹が出て来たから何かしらやっておきたい!
そんな人におすすめなのがニートゥチェストです。省スペースで実践出来てかつ効果も抜群のこのエクササイズ。
特に女性のお客様は「下っ腹が・・・」という方が本当に多いので、気になる方、このニートゥチェストをマスターしてみてはどうでしょう。
ニートゥチェスト、やり方は?
ニートゥチェストのやり方を確認していきましょう。
(1)床に体育座りのようにすわり、お尻の横〜後ろのあたりに手を置いて支える準備をします。
(2)足を浮かせ、体を少し倒したら膝を胸につけるように引きつけていきます。
(3)足がつかないくらいまでゆっくりと戻し、動作を繰り返します。
これが基本的なニートゥチェストのやり方です。負荷の軽い運動なので初心者の人にも安心して取り組める運動です。
ニートゥチェストの注意点は?
ニートゥチェストを行う際の注意点をいくつか紹介していきたいと思います。
手で押さないこと
手で押すことで簡単に出来てしまうのですが、これではあまり刺激は入りません。
刺激が入らないということは効果も薄いということなので、手はあくまでも「バランスを取るためだけ」のものなので、手で押して無理やりニートゥチェストをやらないようにしましょう。
膝を曲げすぎない
特に足を下ろしていく時に膝を曲げすぎると負荷が軽くなりがちです。膝は90度〜それよりも開くようにしていきましょう。
きついですが、刺激は成長に必要なので逃げずに頑張っていきたいですね。
おへそを見るようにすること
おへそを見ることで自然に体は丸まります。体が丸まることで腹筋に刺激も入りやすくなります。
逆にあごをあげると体が反ってしまい、腰を痛める危険性などもあるので注意が必要です。
丸めた方が効果もあるし安全だし、良いことづくしですね。
ニートゥチェストの効果は?どういう人におすすめ?
ニートゥチェストの効果を解説していきます。ニートゥチェストはずばり「下っ腹をひっこめたい人にもってこいなトレーニング」と言えます。
腹筋には「上半身を動かす」ものと「足を動かすもの」があります。ニートゥチェストは足を動かす腹筋です。足を動かす腹筋は主に下っ腹が働きやすいので、下っ腹が気になるという人にはもってこいなトレーニングですね。
もちろん、トレーニングだけでは残念ながら下っ腹が引っ込むことはありません。食事を整えることで初めて綺麗な体は手に入ります。
トレーニングを頑張るのであれば同じくらい(いや、それ以上に)食事に気を使いたいものです。
ニートゥチェストをマスターして下っ腹を引っ込めよう!
以上、ニートゥチェストについて解説をしてきました。
初心者や女性には取り組みやすいトレーニングなので、ぜひ今日から取り組んで下っ腹のお肉を撃退していきましょう!
タンパク質の摂取、忘れずに。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。