そろそろダイエットをしなきゃ!だけど、いきなり激しい運動をするのは難しいし、筋トレのやり方も良くわからない。
かといって食事制限をするのも、継続できるかどうか不安という方はとても多いと思います。
そんな時には、まずはストレッチから初めてみましょう。
ストレッチは激しい運動ではないですし、道具も必要ないので手軽に行うことができるので、継続しやすい運動と言えます。
この記事では、ストレッチにはどういった効果があるのか、そしてダイエットのためには、どの様にストレッチをすれば良いのかを確認します。
ダイエットにストレッチを入れる効果は?
それでは、ダイエットのためにストレッチを行うと、体にどんな効果があるのか確認しましょう。
怪我予防
筋肉が硬くなっている状態で、急に激しい運動をしてしまうと、筋肉や健などを痛めやすく、怪我をするリスクが上がってしまいます。
ストレッチは、硬くなった筋肉をほぐす効果があります。
筋肉がほぐれる事で、関節の可動域を大きくなり動きやすくなり、様々な動きに対応できるようになるため、運動時の怪我予防に繋がります。
運動前にストレッチをするのは、こういった効果を狙っているためです。
運動前にやり過ぎるのは注意
ゆっくりとしたストレッチを行った後は、筋肉が力を発揮しづらくなってしまう特徴があるため、運動前にやり過ぎにには注意が必要です。
それにより、関節の安定性がなくなり、余計に怪我をしやすくなってしますという意見もあるため、ゆっくりとしたストレッチは運動後や寝る前に行のがおすすめです。
運動前に行う場合は、10分程度で身体が少し温まる程度で大丈夫でしょう。
リフレッシュ
ゆっくりとしたストレッチには、副交感神経を優位にする効果があります。
副交感神経が優位になると、からだがリラックスモードになるため、疲労回復効果があります。
運動をした後や寝る前に行うと効果的です。
本格的なダイエットにはストレッチだけではなく筋トレや食事も!
ストレッチのみだと、血の巡りがよくなり、代謝も上がり多少ダイエットに効果があるかもしれませんが、しっかりとした効果を出すためには、ストレッチだけでなく、筋トレなどの他の運動や食生活の改善も行うようにしましょう。
ダイエットにストレッチを入れる方法、ポイントは?
それでは、ストレッチはどのようにダイエットに取り入れていけば良いのか、確認してみましょう。
ストレッチは寝る前?朝?タイミングはいつがベスト?
ダイエットにストレッチを入れる場合は、朝がおすすめです。
1日の始まりにストレッチを行うことで、寝ている間に硬くなった筋肉をほぐし、血行が良くなり体温が上がります。
体温が上がり、身体も動かしやすくなることで、1日を代謝が高い状態で過ごす効果が期待できます。
朝に行う時間がない場合や、身体硬くてストレッチが辛い場合は、お風呂上がりに行うようにしてみましょう。
お風呂上がりは筋肉が温まっているため、身体が硬くてストレッチが苦手な人も行いやすいです。
また、寝る前にストレッチを行うことで、身体や脳がリラックスし睡眠の質を向上することができます。
睡眠の質が向上し、自律神経の働きを正常することで、脂肪の代謝もスムーズになります。
ストレッチは何秒くらい行うもの?
ストレッチは1つの部位に対して20秒〜30秒、長くて60秒くらいを目安に行いましょう。
短すぎてもあまり伸びないですし、長くやったとしても効果が大きくなるわけではありません。
また、1つの部位に対して行う回数は1回〜4回くらいで十分です。
全身やる必要ある?
今回はダイエットのためのストレッチなので、大きな筋肉(太ももや背中)やきになる部分を優先的に行い、時間があれば他の部位も行ってみましょう。
簡単!ダイエットストレッチの方法が学べる動画をご紹介
それでは、実際にストレッチを行ってみましょう。
どのようにストレッチをすれば良いかわからない場合は、これからご紹介する動画を参考に行ってみてください。
上半身のストレッチ
背中のストレッチ
胸のストレッチ
二の腕のストレッチ
首のストレッチ
腰のストレッチ
お腹のストレッチ
下半身のストレッチ
お尻のストレッチ
もも前のストレッチ
もも裏のストレッチ
ふくらはぎのストレッチ
足首のストレッチ
ダイエットストレッチのメニューは?
ダイエットのためにストレッチを行う際には、大きな筋肉からストレッチを行うようにしてみましょう。
太ももの前と裏、お尻、背中、胸といった大きな筋肉を中心に、時間があれば腰やお腹、腕なども行います。
ダイエットのストレッチを学べる本ってある?
ここでは、ダイエットのためのストレッチに関する本をご紹介します。
本の場合、効果的なストレッチの方法が1冊にまとまっていて、いつでも振り返って確認することができます。
カラダが硬い人ほどうまくいく!2週間で痩せるストレッチ
''2週間で痩せる''ことを目的としたメニューが組まれているため、なかなか運動が続かない人におすすめです。
各部位ごとやながらでできるストレッチも載っているため、2週間が終わった後でも、ストレッチしたい時に確認することができます。
画像参照元:amazon
体脂肪を減らすストレッチ
体脂肪を減らすための、ストレッチと簡単な筋トレが載っています。
著者が女性のパーソナルトレーナーなので、筋トレとはいえ女性にも続けやすい内容になっています。
こちらの本も部位別にストレッチが載っているため、確認にも使うことができます。
画像参照元:amazon
体が硬い人ほど痩せるストレッチ
その様なポジショニングで行うと効果的にストレッチができるのか、体の硬さに合わせたストレッチの方法など、ストレッチのポイントを細かい解説があります。
そのため、体が硬い人でもストレッチの効果を感じることができます。
画像参照元:amazon
理想の体のために、食事もととのえて。
ストレッチをする事で怪我を予防したり、疲労回復、リラックスをすることができます。
それだけでなく姿勢が良くなったり、代謝が上がり痩せやすくなったり、見えたりとダイエット効果も期待できます。
しかし、ストレッチは運動としての強度は低く、消費カロリーも少ないので、ストレッチを行うだけではなかなかダイエットはうまくいきません。
ストレッチを行いつつ、食生活もととのえていくことでよりダイエットがうまくいきます。
理想の体を手に入れるために、高タンパク低脂質な食生活を心がけながら、ストレッチを行ってみてください。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。