「歪み」があってはいけないということは決して無い。
バランス回復パートで、歪みを取ってからエクササイズパートへ、という流れを実施していますが、
「歪み」は悪でもなんでもなくて、それを含めて自分自身である、ということです。
いつでも100%でいる必要なんかない。
こちらの記事でも述べていることですが
人にはどうしても波がありますし、24時間365日、色んな物事に対して対応しています。
その中で全く影響を受けずに生活するなんていうのはまず不可能ですし、
人間らしさというのも失われてしまうでしょう。
だからこそ、100%で在る必要は無いと言いたい。
「歪み」を忌み嫌ってしまうことで
「歪んではいけない」という変な義務感を生んでしまい
それがストレスで新たな問題を生んでしまいます。
変な人たちが居る
たまに感じるんですが
「歪んでないですか?大丈夫ですか?」
「これで身体、オッケーですか?」
こういうことを言う人たちは、「歪みを取ることが目的」になっていますよね。
あれ、ずれてないかこれ?って思います、はっきり言って。
歪みが取れている(と判断されれば)喜ぶし、取れていなければ悲しむ。
私がカウンセリングの際に「健康体で何がしたいか」という事を聞くのはそういうことです。
そもそも健康というのは大きな動きのある波だと私は思っているので、動きを伴います。
波があるということは上も下もありますから、そのどちらも受け入れてあげられるような寛容さを
もっと持っても良いのではないかと思うんですね。
そしてその波を感じられるのって、本当に本当には自分自身が一番だと思うんですよ。
そして更には、波が下にある時って、身体の巡りや物事の巡りが(本人からすると)悪い状態ですから
その時に色んな有難さを感じることも出来ると思いますね。
人の情であったり、生きていることそのものへの感謝が自然と湧いてくるかもしれません。
そもそも歪みは表面的な現象である
歪みというのは「現象」なので、その現象を引き起こした原因を探っていく必要がありますよね。
だから、歪みをいくら取ろうが、実は症状は良くならない。
その歪みを通して、その人の意識の在り方、もっと大きな視点で言うと暮らし方そのものが変わらなければ
症状は本当の意味で快方へと向かわないません。
じゃあ私は何をすれば良いのか
そういうことに繋がるかと思うのですが、私はただただ
目の前のことに全力を尽くそうと言いたいです。
今の自分に降りかかる身体的・精神的な問題を少しでも早くクリアにするために、その手助けとして私はひとつの観方である五行の思想を使っていますよというわけですね。
身体の症状の原因に関しては西洋的観点・東洋的観点のどちらからでも説明はつきます。
ただ大切なのは、それを通してみなさんがどのように変化するか。あくまでも症状の解説はきっかけに過ぎません。
それが「腑に落ちた」時、「歪み」はただの現象であり、自分の生き方そのものも変化することが
本来の健康を噛みしめることに繋がるのだと実感していただけるかと思います。
私もそれをお伝えするために全力を尽くします。
一緒に健康体で自分が本当にしたいこと、実現していきましょう。
東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。