ダイエットのためにジムに通う場合、どのようなジムを選ぶべきなのでしょうか。
そしてジムにはどれくらいの頻度で通い、どんなトレーニングメニューを行えばよいのでしょうか。
また、ダイエットのためにジム前後、有酸素運動後の食事内容やタイミングどのようにすればよいのでしょうか。
確認していきましょう。
ダイエットをするときのジムの選び方は?
ダイエットの為にジムを探す時、様々はタイプのジムがあります。
では、その様々なジムから、どのように行くジム選べば良いのか確認していきましょう。
ジムにはどんな種類があるの?
ジムには大きく分けて以下の3つに分けることができます。
スポーツジム
筋トレや有酸素のマシン、レッスンを行うスタジオ、プールなどの様々な施設があるジムです。
マシンの種類も多く、一人でのトレーニング以外にもレッスンを受けることなどができます。
フィットネスクラブも同様です。TIPNESSやコナミ、ゴールドジムなどが有名ですね。
自治体の施設
その地域の自治体が運営している施設の中には、中にジムがあるところがあります。
ほとんどの場合、1回数百円で都度利用できるところが多いのが特徴です。
施設の充実度は、その施設の大きさや自治体に依るところが大きいです。近くにある場合は実際に行って、見学すると良いでしょう。
パーソナルトレーニングジム
トレーナーが1対1で付きっきりでトレーニングを行うタイプのジムです。2ヶ月パックのものや都度払いのものまで支払いの方法も様々です。
トレーナーがトレーニングメニューの作成や食事管理等も行います。料金の差が一番激しいところです。
それぞれのメリット・デメリットは?
それではそれぞれのジムのメリット・デメリットを確認していきましょう。
スポーツジムのメリット・デメリット
【メリット】
ある程度の施設の充実は保証されています。
また、レッスンやプール、お風呂などが併設されている場合が多いです。
24時間営業のジムもあるため、深夜や早朝トレーニングができることです。
【デメリット】
定期的に通えない場合、料金が高くなってしまう(引き落としされてしまうため)
ひとりで続けるという意思が無いとなかなか腰が重くなってしまう。
自治体の施設のメリット・デメリット
【メリット】
利用料が安い
【デメリット】
施設によってジムの充実度がかなり異なります。またスタッフのフォローにも施設によって違いがあります。
営業時間も夜遅くまではやっていないところがほとんどです。
パーソナルトレーニングジムのメリット・デメリット
【メリット】
1対1でのトレーニングなので効果が出やすい。不明な点なく進めることができる。
トレーニングメニューや食事内容も管理してもらえる。
【デメリット】
利用料が高い
大手だとトレーナーによりセッションの質がバラバラのところもある
あなたはどのジムにすべき?
では、これらのジムの中からどのジムを選択すれば良いのでしょうか。それぞれのジムに合った人の特徴を確認しましょう。
スポーツジムにした方が良い人は?
スポーツジムにした方が良い人は以下のことが当てはまる人です。
・継続してジムに通う時間が取れる人(最低週2回は利用できる、週1回程度であれば自治体の方がかなり安くなります)
・一人でトレーニングや食事の管理ができる人
・早朝や深夜などに利用したい人(最近は24時間営業のジムも増えています)
自治体の施設にした方が良い人の特徴
自治体の施設にした方が良い人は、
・なるべく安く利用したい人
・都度で利用がしたい人
・一人でトレーニングや食事の管理ができる人
このようなことが当てはまる人は自治体の施設で十分です。
パーソナルトレーニングジムにした方が良い人の特徴
パーソナルトレーニングジムにした方が良い人は、
・一人ではトレーニングや食事管理が難しい人
・確実に効果を出したい人
などなど。やはり誰かに見てもらっているというほど良い緊張感は効果を出す上でも大切なことかもしれません。
あまり馴染みがいな人も多い?パーソナルジムについて
スポーツジムや自治体のジムはなんとなく想像がつく人も多いかと思いますが、パーソナルジムはあまり知られていないように思えます。そんなパーソナルジムについてご説明します。
月額制/2ヶ月パック/都度払い、あなたはどれ?
パーソナルジムの料金には様々な種類があります。自分に合うものがどれか見ていきましょう。
月額制
スポーツジム同様に月額制で料金を支払いジムを利用します。
回数が決まっていたり、毎回月額とは別にパーソナル料金を払うパターンなどがあります。
定期的にジムに通う時間が取れる人で、さらに効果もしっかり出したい人に向いています。
2ヶ月パック
料金を一括で支払い、2ヶ月間でみっちりトレーニングと食事管理を行い、効果をだすタイプのパーソナルジムです。
3つの中では料金は高めです。
基本的に2ヶ月間のところがとても多く、その期間内に効果を出すためにトレーニングも食事管理も厳しいのが特徴です。
都度払い
利用する度に料金を払うタイプのパーソナルジムです。
通う頻度によりますが、料金は3つの中では1番安いです。
定期的にジムに通う時間が取れない人で、少ない時間でも効果を出したい人に向いています。
ダイエットジムの食事指導はどのようなもの?
短期間で効果をだす2ヶ月パックのようなパーソナルジムは、糖質制限や食事量を抑えるような決まった内容の食事指導が多いようです。
月額制や都度払いのようなパーソナルジムでは、その人の目標や生活習慣に合わせた食事指導を行うことが多いです。
気になる方は、一度体験などにいき、どれくらいのことをしてもらえるのかを聞いてみることをおすすめします。
ダイエットジムのメニューってきついの?
パーソナルトレーニングの例でいうと、基本的にはお客様の体力レベルに合わせるため、初めは少し軽めのトレーニングから行いますが、トレーニングを効果的に行うためには少しきついくらいが良いため、少しずつ強度も上がっていきます。
自分で行う場合にも「少しきついな〜」というくらいまで強度をあげることを意識してみましょう。
ダイエットジムには頻度はどれくらいで通うべき?週に1回からでもダイエットであれば効果ができます。
ダイエットジムに通う頻度はどれくらいが良いのでしょうか?
ダイエットの場合、痩せるか痩せないかは食事次第と言っても過言ではありません。
ですので、しっかりとした食事指導を受け実施できれば、週1回でも効果は出ます。
もちろん、運動はすればするほど効果的ですので、多く通えればそれに越したことはありません。
ダイエットジムに通いたい!私はどんなジムを選ぶべき?
ではダイエットジムに通いたい!という場合、結局どのジムを選べば良いのでしょうか?
目的や期間別に自分に合ったパーソナルジムを選択することが鍵になります。
短期集中型の人は2ヶ月パックのパーソナルトレーニングへ
きつい食事指導と運動ができて、経済的にも余裕がある方は短期集中型の2ヶ月パックのパーソナルジムが良いでしょう。
また、目的が明確で「〜月の結婚式のために」とか「〜月の海外旅行のために」というものがある場合はこちらがおすすめだと思います。
・ライザップ公式サイト
・24/7ワークアウト公式サイト
時間をかけて確かな成果を出したい、効果を長続きさせたい人は月額か都度払いへ
定期的にジムに通う時間が取れる方は月額制、取れない方は都度払いがオススメです。
・TIPNESS公式サイト
・エニタイムフィットネス公式サイト
・ととのえて、からだ公式サイト
大切なのは食事。ジム後の食事がとても大切
ダイエットにおすすめなジムを紹介してきましたが、ジムに通って痩せた人のほとんどは、運動だけでなく食生活もコントロールをしています。
食生活を変えなければ、運動をしても身体はなかなか変わりません。
せっかくの運動を無駄にしないためにも、まずはジム前後の食事を気をつけてみましょう。
ジムには仕事帰りに行く。ジム後の夜ご飯で気をつけることは?
ジムに仕事帰りにいく方は、トレーニングが終わった後に食事をとる場合が多いと思います。
その場合、食べるのは夜になってしまいます。
食事の後は寝るまで活動は少なくなっていくので、夜ご飯は脂質や炭水化物は太る原因になってしまうので控えめにします。
その代わりにタンパク質はしっかり摂取しましょう。
コンビニなどで買う場合は、サラダチキンや納豆などがおすすめです。
ジム前のご飯で気をつけることは「エネルギー」を摂取すること
もしトレーニングの前に食事をとるタイミングが合った場合は、運動中にエネルギーになる炭水化物を摂取しましょう。
2時間くらい前であれば白米などのご飯、1時間前であればバナナなどの吸収の早いものを摂取しましょう。
運動で体脂肪を減らすことが最優先であれば、2時間前に炭水化物ではなくタンパク質のみを摂取しましょう。
ジム前後の食事のタイミング、内容をまとめると「前はエネルギー補給」「後はタンパク質補給」
まとめると以下のようになります。
・運動前に食事ができるならば、運動までの時間によってエネルギーになるものを食べる
・運動後に食事をする場合は、脂質や炭水化物は控えタンパク質を摂取
ジムに通うぞ!という方は参考にしてみてください。
有酸素運動後の食事も基本的には同じ考えで
有酸素運動後の食事も筋トレ後の食事同様に、脂質と炭水化物を控えめにタンパク質を摂取しましょう。
有酸素運動のあとはお腹がすきやすいので、食べ過ぎには細心の注意を払いましょう。
ジムで痩せる運動メニューってどんなもの?
ダイエットのためにはジムでどんな運動を行なえば良いのでしょうか?
ダイエットに効果的なメニューを男女それぞれ確認してみましょう。
女性のジムで痩せる!メニュー紹介
まずは女性向けのダイエットメニューです。
大きな筋肉、たくさんの筋肉を使う種目をマシンを中心に行います。
スクワット
1、足を肩幅程度に開きます。
2、お尻を後ろに引くように腰を落とします。
3、太ももを地面が平行になったら立ち上がります。
1〜3を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=XwER1C0XXXc
チェストプレス
1、肩幅の1.5倍程度の広さでグリップを握り、胸を張ります。
2、胸を張ったままバーを押します。
3、肘が伸び切ったら、重りがつく前まで戻します。
1〜3を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=_WcasfWuMQo
ラットプル
1、バーを肩幅の1.5倍くらいの幅で順手で握ります。
2、椅子に座理、胸を張りバーを胸に引き寄せます。
3、バーを引けるところまで引いたら元に戻します。
1〜3を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=1mtXFf0C6g4&t=98s
ローイング
1、バーを握り座ります。
2、胸を張りながらバーを引きます。
3、バーを引けるところまで引いたら元に戻します。
1〜3を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=NOJVpG1BNXg
アブダクション
1、膝の外側がパッドに当たるように椅子に座ります。
2、脚を限界まで開いたら元に戻します。
1〜2を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=G1Aql_ApIao
ウォーキング
有酸素運動としてウォーキングを20〜60分程度行います。
男性のジムで痩せる!メニュー
大きな筋肉、たくさんの筋肉を使う種目をフリーウエイトを中心に行います。
スクワット
1、足を肩幅程度に開きます。
2、お尻を後ろに引くように腰を落とします。
3、太ももを地面が平行になったら立ち上がります。
1〜3を繰り返す
ランジ
1、腰幅程度に足を開き、前後に大きく脚を開きます。
2、上半身がまっすぐのまま腰を落とします。
3、前に出した脚の太ももが地面と平行になったら元に戻ります。
1〜3を繰り返し、反対も同様に行う
https://www.youtube.com/watch?v=71d_JFYtHv4
ベンチプレス
1、バーを肩幅の1.5倍程度で順手で握ります。
2、胸を張り、バーをラックから外します。
3、胸を張ったままバーを胸の下部のあたりに下ろします。
4、バーが身体に触れたら元に戻します。
3〜4を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=W36C1YcI1MM
チェストプレス
1、肩幅の1.5倍程度の広さでグリップを握り、胸を張ります。
2、胸を張ったままバーを押します。
3、肘が伸び切ったら、重りがつく前まで戻します。
1〜3を繰り返す
デッドリフト
1、足を腰幅に開きバーの下に置き、手はバーを肩幅程度に順手で握ります。
2、胸を張り、バーを持ち上げます。
3、まっすぐまで立ったら元に戻します。
1〜3を繰り返す
https://www.youtube.com/watch?v=YXvcaAAToKo&t=2s
ローイング
1、バーを握り座ります。
2、胸を張りながらバーを引きます。
3、バーを引けるところまで引いたら元に戻します。
1〜3を繰り返す
ダイエットのためにジムに通い、健康的にもなろう
ダイエットの為のジムには様々な種類がありました。
自分にあったジムを選び、食事と運動の組み合わせでダイエットをしっかりと成功させ、健康的な体へと変化していきましょう。