食事制限による空腹って、結構辛いんですよね。
キャベツダイエットはその空腹を感じることなく行うことが出来るので一時期すごく人気がありました。
改めてそのキャベツダイエットについて紹介したいと思います。失敗しないための成功方法は、食前に摂ること、運動もすること、たんぱく質を積極的に摂ることです。
キャベツダイエットとは?
キャベツダイエットの目的は
・キャベツを食べることで食欲を抑える。
・ダイエットに必要な栄養素をキャベツから補給すること(食物繊維やビタミン)。
・食事の総量を抑えることでカロリーを少なくすること
以上のようなものです。
それを達成するためのダイエットの方法を見ていきましょう。
キャベツダイエットの方法は?
方法はもうシンプルに「生のキャベツを食べる」ということに尽きます。
よく噛むということも食欲を抑える上で大切なポイントなので、あまりに煮てしまっては意味がありません。
ただ、軽くであれば茹でたり焼いたりも大丈夫なので、炒め物等でキャベツの量を確保する時は上手に調理をしていきましょう。
キャベツダイエットの量や時間帯は?
キャベツダイエットにおける必要量はというと、1回につき6分の1に分けたキャベツを食べます。
1日に3食食べる人であれば半分のキャベツを食べることになりますね。
時間帯は、食前に食べていきます。"食欲を抑える"ということをそこで達成していくわけです。切り方のおすすめはざく切り。それだとよく噛まないと食べれないですよね。それがポイントです。
たんぱく質も一緒に摂ろう。
キャベツダイエットでお腹がいっぱいになってしまうと、たんぱく質が不足しがちになります。
たんぱく質は筋肉やお肌、髪の毛等の材料となる大切な栄養素です。不足しないよう、最低でも体重gくらいは摂取していきましょう。体重が50kgの人であればたんぱく質の必要量は50gです。
たんぱく質が不足したままダイエットをしていくと、筋肉異化と言って筋肉の分解が起こってしまいます。
要は不健康そうに痩せてしまうので、そうならないためにもしっかりとたんぱく質を摂取していきましょう。
筋トレも一緒に!
もちろん筋トレも一緒にしていくことで、より綺麗なラインを手にいれることが出来ます。
逆に筋トレを取り入れないとガリガリな感じになる恐れも。。。
どうせ痩せるなら美しく痩せる方が良くないですか?
家で出来る簡単なもので良いと思いますのでしっかりとトレーニングも取り入れて行きましょう。
ダイエットに効果的な運動おすすめ13選|ウォーキングや筋トレなど
この記事に載っている種目を全部やるのではなく、最初は1記事から始めてみるなど「自分の中の最小単位から」というのを意識してみてください。
あまりに頑張りすぎると必ず反動がきます。ただでさえ「キャベツダイエットを頑張っている状態」なので、それ以上に頑張りすぎないようにしましょう。そういった意味で簡単な運動をストレスにならない程度に取り入れるのが大切ですね。
キャベツダイエットで失敗しないように成功するには?
キャベツダイエットは過剰になりすぎると失敗に終わってしまいます。つまりリバウンドをしたり健康を害したりします。
そうならないためのポイントを紹介したいと思います。先ほど述べたところと重複するところもありますが、そこはそれだけ大切ということです。
運動も忘れずに行いましょう。
運動も一緒に行うことが大切です。
キャベツダイエットは食事に関するダイエット法なので、食事さえよければ、となりますが、それは半分正解、半分間違いです。
例えば、明らかに脂肪の量が多い人はまずその脂肪を落とす為に食事のみの調節で落としていくことが先かと思います。でないと自分の体重によって膝等に負担がかかってしまうかも知れませんからね。
ですが、そこから更に「美しく痩せたい」という方は、食事だけでははっきり言って無理です。
モデルの中村アンさんも
姉agehaモデルのゆんころさんもめちゃくちゃトレーニングしています!
綺麗な人は「辛い」を受け入れて自分と向かい合っています。その過程を乗り越えた美しさは外面だけではなく内側からもオーラとして現れますね。
総量を少なくするということが目的です。
キャベツダイエットの目的として、「食事の総量を少なくすること」があります。
それなのに、総量が変わらなければ何も意味がありません。
そのことをしっかりと理解し、実践していきましょう。
結局食べ過ぎが太るもとですからね。
「節制する」というのは、心の強さが伴わないと出来ないことです。
その心の強さが美しさを生むと私は信じています。
継続が成功のポイントです。
ダイエット法の唯一の成功法則は「結果が出るまで続けること」です。
ダイエット成功の秘訣7つ!成功の共通点やトレーナー自身が試して発見したこととは。
この記事でも紹介したのですが、ある研究で「どの食事法がダイエットに最も適しているのか」という研究があり、その結果として「どの食事法であれ、厳格にそれを実施し、続けることが結果が出る方法である」という結論が出ました。
ダイエットというのは、「習慣」という意味があります。
ということは、日々の習慣が今の、そして未来の自分自身の身体を作るということですよね。
それを自覚して、じっくり腰を据えるくらいの度量が大切です。
早く痩せたい気持ちは分かりますが、それは、例えば仕事において「早く基本給上げてくれ!」と言っているようなもの。
上げるために必要なスキルや知識も無いのに上がったら、それに見合った仕事が出来ずにまた結局下げられると思いませんか?
身体にも同じことが言えるのです。
だからこそ「続けること」です。
キャベツダイエットのレシピは?ドレッシングは使う?
キャベツダイエットは、その名の通りキャベツを食べるダイエット法なのですが、さすがに生のキャベツを食べるだけでは飽きますよね。
ということで、キャベツダイエットに適したレシピを紹介したいと思います。これから実践するという方は参考にしてみては。
簡単!ささみキャベツのダイエットサラダ by kazumiho10
ささみでたんぱく質もしっかり補給できるおすすめのサラダです。
キャベツと納豆のシンプルダイエットサラダ by モグモグモグりん☆
こちらはキャベツと納豆のサラダ。食物繊維と納豆の発酵パワーで腸の快調に?!
ウインナーとの相性も抜群!
しいたけもダイエットに適した食品です。余分なものを排出してくれるデトックス効果があります。
デトックスつながりでこちらもどうぞ!トマトスープにしても美味しそうですよね。
以上のように、レシピを少し工夫するだけでもキャベツダイエットを楽しく乗り切ることも可能です。
いかに楽しく、いかにストイックにやれるかですね。
キャベツ「だけ」にならないように。
ここまでキャベツダイエットのことについてお話をしてきました。
途中お話ししたように、キャベツ「だけ」にならないように注意が必要です。
健康を害さないように、リバウンドしないようにしていくためにも
・たんぱく質の摂取
・運動の実施
これらを忘れないようにしてみてください。
理想の体を手に入れるのは、簡単ではないかもしれません。しかし、だからこそ手に入れた時の喜びというのは大きいのではないでしょうか。
日々の積み重ねが身体を作ります。始められること、今日からでも始めて参りましょう。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。