「ダイエットに何度も失敗してしまう。」
「成功してもすぐリバウンドしてしまう。」
そんな人も多いのではないでしょうか?
そんなダイエットが成功しない人のために、今回は失敗する人の特徴や習慣、理由、原因をアイドル失敗例や芸能人の失敗画像、アンケートによる失敗談、ブログなどを基にして解説していきます。
ダイエットに失敗する人の特徴や習慣は?
ダイエットに失敗する人には、いくつかの共通点があります。
その特徴や習慣を確認していきましょう。
1、そもそもダイエットの仕方がわからない
世の中には、様々な情報が出回っていますよね。物事はなんでもそうですが正解は1つではありません。なので、ダイエットの仕方もいろいろなやり方があり、ひとつひとつが正しいとも言えます。
しかしその中で、自分が無理ない範囲で行動できる「型」を持っておくことはとても大切です。
ぶれない軸をしっかりと作っていくためにも、どのようにダイエットするのが自分には向いているかを見極めていくことがとても大切になります。
2、運動、栄養、休養が極端になり過ぎる
運動をし過ぎればケガをしてしまいます。いくら栄養のあるものでも食べ過ぎれば太ってしまいますし、食事を摂らな過ぎても体重が減らなくなります。
何事も自分に無理なく、出来る範囲内で継続をしていくということが成功への一番の近道であると感じます。
その意味では「頑張り過ぎないこと」が大切になりますね。「生きているだけで勝手に体重が痩せていく」という感覚になれば真の意味でダイエット成功と言えると思います。
逆に大根ダイエットやおにぎりダイエットなど、「○○だけ」になると極端なダイエット方法(正確に言えばダイエットの定義に反する)はあまりお勧めはしません。
3、目標が明確でない
ダイエットをしたいが、「目標がぼやっとしている」「どのくらい落とせば理想の身体になるかわからない。」など目標が漠然としていると、行動が継続しないことが多いです。なぜなら、モチベーションが上がらないからです。
行動が続かない人、習慣化がうまくできない人はまず目標を明確に立てるということが、ダイエットを成功させるための第一歩になると思います。
できれば期限まで決めてやると集中力が増します。その時のポイントとしては「イケる・・・?」くらいのギリギリのラインだとより集中量が増すようです。(今までのセッションでの経験です)
ダイエットしても痩せない?失敗する原因は?
「折角、頑張っているのに全然成果が出ない。」
こんなお悩みのある方は是非確認してみて下さい。
食べ過ぎ
根本的に食べ過ぎているのであれば、なかなか痩せるのは難しいでしょう。
具体的には、自分の消費カロリーに対して、摂取カロリーが上回っていると痩せる傾向があります。
例えば、自分の消費カロリーが1800キロカロリーに対して、2500キロカロリーの摂取をしていたら、700キロカロリーオーバーしますよね。
脂肪を1キロ落とすには約7200キロカロリー必要なので、単純に毎日700キロカロリー
摂取カロリーが消費カロリーを上回れば、10日で1キロ脂肪がたまる計算になりますよね。
食べ過ぎ傾向の方は、ぜひ気をつけていきましょう。
食べなさすぎ
食べすぎの逆で、食べなさ過ぎも痩せない原因の一つ。本来1500kcal必要なところを、800kcalしか摂取していないとなるとそれは完全に食べなさすぎ。
食事を取らな過ぎると、身体は防衛反応として、脂肪を落とさないようにします。
また、少し食べただけでもここぞとばかりに吸収しやすくなってしまうんです。
ダイエットの基本の「き」はまずしっかりとバランスよく食べるということを心がけていきましょう。
運動不足
食事だけのダイエットでは筋肉が落ちてしまうため、身体の代謝も悪くなり、痩せづらい身体になってしまいます。
特に年齢を重ねれば重ねるほど、そのような傾向になりがち。
「昔は食事を少し抜くだけでも痩せたのに、今は全然痩せない。」
そうならないためにも、運動をして、筋肉量が落ちないようにすることがポイントです。
継続していない
短期だけで痩せられると思い込み、行動が継続しない人もダイエットが失敗しがちです。
ダイエットが成功するかどうかは、この継続できるかどうかにかかっているといっても過言ではありません。
〇〇だけダイエットとかが流行りますが、あのようなダイエット方法もやはり継続できないから効果が出ない、または一時的にあってもリバウンドしやすいという傾向があります。
例えば、
プロテインダイエットに取り組んだ芸人の友近さん。
画像で見ると、
プロテインダイエットでこんなに痩せました。(すごい)
(参考:http://www.officiallyjd.com/archives/107156/)
でもでも、しばらくするとこんな感じに元どおり。
(参考:http://www.officiallyjd.com/archives/107156/)
やっぱり、ダイエットは一生続けられることである必要がありますね。
ダイエットでリバウンドしてしまうのはどうして?
ダイエットでリバウンドしてしまうパターンは主に2つあります。
それは「急激に痩せた」か「元の生活に戻ってしまったから」のどちらかです。
体重を急激に落とすと身体は、元の身体に戻ろうという機能が働きます。(専門用語ではホメオスタシスと言います)
よって、体重が元に戻りやすくなってしまうのです。
またそうする、これまで続けてきた習慣が崩れ元の生活に戻りやすくなります。
リバウンドをせずにダイエットを成功させるには、体重を急激に落とさないことが大切です。
1つの目安としては、自分の体重に0.05をかけた数字を1ヶ月の上限目標にしていきましょう。(今が60キロであれば、1ヶ月落としていい体重の上限は3キロという計算)
ダイエットの失敗例はどういうケースがあるの?
ダイエットの失敗例は様々です。
いろんな事例をもとに確認していきましょう。
ダイエットの失敗をアンケートしたところによると
ダイエットの失敗をアンケートしてみました。
その結果によると、「一食だけ」「置き換え」「食べ過ぎ」「食べなさすぎ」など様々な答えが返ってきました。
その中で共通することは「極端になりすぎる」ということです。
ダイエットを失敗しやすい人は、本当にこの傾向があると思います。
何事もほどほどに。
バランスよく、無理なく、自分が継続できるダイエットを心がけていくことが大切になります。
1.芸能人で失敗したケース
芸能人がCMに出て最近流行っている糖質制限プログラム。
ビフォーアフターの結果が素晴らしいほど出てますよね。
しかし、しばらくしてテレビを見ると「あれ?元に戻ってきてない?」。
そんな人が多いと思います。
やはり、短期で痩せるダイエットには身体の負担が大きく、元に戻りやすい傾向がありますね。
このような、短期的に体重を落とすやり方は、ダイエットではなく減量です。
ダイエットをしたい方は、極端に食事制限をしたり、過度の運動は避けていくことがオススメです。
2.アイドルが失敗したケース
アイドルのケースではAKB48のMさんも糖質抜きダイエットでリバウンドした一人。
糖質抜きダイエットで、
体重:48.6㎏ → 43.7kg
体脂肪率:22.6% → 17.0%
まで落ちました。
しかし今は外見を見るに少しずつ元に戻ってきてしまっている傾向ですね。
やはり、極端に糖質抜くダイエットは成果が出やすい分、戻りも大きくなります。
3.トレーナーとして知っている事例
実際に私がトレーナーとして活動している中の事例をご紹介したいと思います。
トレーナーとしてダイエットが失敗しがちな人の特徴は、食事バランスの偏りです。やはり食事なんですよね。
ダイエットを始めるとどうしてもカロリーに頭が行きがちですよね。
もちろんカロリーを考えることも大切です。
しかし、カロリーだけに目がいってしまうと栄養バランスが崩れ、逆に痩せづらくなってしまうのです。
カロリーが低いから、コンンビにでパン一個とか、おにぎり2個とかサラダだけとか。
栄養素のバランスが崩れると、エネルギーとしてもうまく働かないため、身体に溜まりやすくなります。
これがいわゆる脂肪というやつです。
食事を気をつけるだけでなく、そのバランスをしっかりと整えていくことが正しいダイエットにつながって行きます。
ダイエットの失敗談を知りたい!ブログのご紹介
同じダイエットの悩みを抱えている人のブログを読むことは、とても勇気付けられます。
ここでは、オススメブログを3つご紹介していきます。
1、デブで嫌な思いばかりしてきた
http://azukidietjapan.blog.jp/
小さい頃からのダイエット経験が綴ってあるブログ。
基本的に、食事と運動でできる限りの努力を心がけたブログです。
読んでいくことできっとあなたのダイエットのモチベーションをサポートしてくれることでしょう。
2、過食症。103.8kgからの本気ダイエット!
https://ameblo.jp/furari-furafura/
ブログを書いている人は14歳で摂食障害となり、そこから試行錯誤を繰り返しながらダイエットを成功させた方です。
本気でダイエットをしている人の言葉を読むことにより、きっとダイエットをしているあなたに勇気を与えてくれるはずです。
愛されたくて、脂肪を脱いだ。
こちらのブログの筆者も20年以上にわたって摂食障害に悩んできた人の一人です。
現在は摂食障害を克服しつつあり、ダイエットも順調に進んでいるようです。
こちらのブログは、ブログ更新頻度が高く、毎日の身体の状態を乗せてくれていることがオススメの理由です。
毎回情報が更新されるで、あなたのダイエットもきっと継続しやすくなっていくことでしょう。
ダイエットが出来ない・続かない人のためのダイエット
「ダイエットが出来ない・・・」「続かない・・・」そんな人のために、今回はポイントを押さえて正しいダイエットをご紹介して行きたいと思います。
食事で2つだけ意識してみよう
食事は「たんぱく質をしっかり摂取していくこと」「調理法に気をつけること」の2つです。
お魚もしくは鶏肉を必ず食事に入れる
食事でまず気をつけることは、しっくりとタンパク質を摂っていくことです。
その中でもお魚と肉がオススメ。
まずお魚は多くの種類がありますが、その中でも「小魚系」か「青魚系」が特にオススメ。
・小魚のタンパク質含有量は100gあたり 40.5g
なんといっても魚の中で一番タンパク質が多い食品はしらすぼしです。
ネックなのが値段。割高なのが残念ですが、お魚が好きな方は是非しらすぼしを摂取する機会を増やしながらトレーニングに励んでみてはいかがでしょう。
・青魚系にはオメガ3系の良質な油が含まれています。
この油は身体の中で主に血管をきれいにしてくれる働きをしてくれます。その結果、高血糖、高脂血症、高血圧、関節障害、皮膚障害、アレルギー、前立腺障害、視神経障害、脳神経障害、精神障害、月経困難症、過敏性腸障害等に有効と言われており、その効果を実証する研究が数多く発表されています。
もちろんボディメイクもそうなのですが、良い身体というのは「健康」という土台の上に乗るものです。まずは健康な身体を手にいれること。そのために必要不可欠なのが青魚系に含まれる油です。
鶏肉場合は、オススメが「胸肉」か「ささみ」。
・鶏胸肉(皮をむいた状態)はタンパク質含有量 100gあたり 22.8g
お肉の中でもかなり安く手に入るので、身体作りをしている人はこれを主食にしている人も多いのでは?
現在では「サラダチキン」も多く発売されているので手軽に摂れるようにもなれましたね。
・鳥ささみはタンパク質含有量 100gあたり 23g
ボディビルダーの人が「これしか食べてないんじゃないか」という世間のイメージのある鶏ささみ。
ささみは、タンパク質が豊富でありかつ脂質も少ないという、ボディメイクやダイエットをする人にとっては「これぞ!」という食品でもあります。
また、ささみには豊富なタンパク質の他にもナイアシンという疲労回復効果のあるビタミンが含まれています。
調理法を茹で・蒸しにする
調理法は「茹で」もしくは「蒸し」料理がオススメです。
その理由は、余計や油を使わないからです。
また、これらの調理法は食材もヘルシーなものになりやすく、一石二鳥。
茹で料理、蒸し料理で理想の身体を手に入れましょう。
運動は1つだけ取り入れてみよう
食事を整えたら、運動も一つ取り入れていきましょう。
その中でオススメは「スクワット」。
スクワットは大きな筋肉をたくさん使うのでダイエット効果には抜群です。
1.足幅を腰幅にします。
2.下にある物を拾いに行く様にしゃがみます。
3.ももが床と平行になるくらいまでしゃがみます。この時勢いは使わずゆっくりとしゃがみましょう。
4.反動や勢いを使わずにゆっくりと立ち上がります。
慣れてきたら両手に重いものを持ち負荷をかけていきます。
スクワットが上手になってくると「自分が効かせたいところにしっかり刺激が入れられるように」なります。そうなってきたらダイエットもより簡単になってきますよ。
無理のない範囲で実践して見てください。
無理のない範囲でも「続ける」ことが大切
ダイエットをしていると、「今日くらいはいいかな」と妥協したくなることもあります。
でもそんな時は、少しでもいいので行動して見てください。
大切なのは、行動を継続づることによって、自分自身に自信をつけること。
逆に行動をやめてしまうとそのままズルズル諦めてしまうパターンが非常に多いです。
少しでもいいので、無理ない範囲で行動を継続していきましょう。
ダイエットが成功しない人は「続けない人」だ。
ここまでダイエットの失敗原因について書いていきましたが、多くのことに共通することは、「継続できるかどうかである」ということです。
身体が本当の意味で変わるということは、習慣や考え方が変わり、運動と食事を正しく行うことができることがポイントです。
行動選択で迷った時は「それが一生続けられるのか?」ということを自分に問いかけて見てください。
自分が続けられることを徹底していくことが効果のあるダイエットに繋がっていきます。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。