パーソナルトレーニング中の食事内容、気になっている人も多いのでは?食事制限があるのかないのか、食事は管理されるのかどうか。食事は毎回報告するのかどうか。「極度な食事制限があって、何も食べれないのでは?」ということは誰もが気になること。パーソナルトレーニングと言っても本当に様々あり、食事指導や食事管理の方法も異なります。食事制限をしながら進めるところもあれば食事制限なしで行うパーソナルトレーニングも。自分のスタイルに合ったものを始めて、確実に目標を達成していきましょう。
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パーソナルトレーニングと食事の関係は?
パーソナルトレーニングにおいて、食事のコントロールというのはもちろん大切です。なぜならば、シンプルに「摂取カロリー<消費カロリ」という式が成り立てば人間は痩せることが出来るからです。
ですので、どんなにパーソナルトレーニングに取り組もうと好き勝手食べてしまっている人はなかなか効果が出てきません。
時間とお金をかけて自分の身体を変えようと一念発起してパーソナルトレーニングを利用する人が多いと思いますが、結局自分自身が変わらないといけないということは分かっておきましょう。その道筋を示してくれる存在がパーソナルトレーナーです。
食事制限のあるパーソナルトレーニングの内容は?
食事制限のあるパーソナルトレーニングジムは多いです。
その内容の共通項としては
・炭水化物をコントロールする
・たんぱく質をしっかりと摂る
・食べるタイミングを考える(これはジムによりバラバラでした)
上記のことを学び、実践することでしっかりと結果を出していけるようです。ジムによっては摂ったらダメという食材をリストアップし渡しているところもあるようです。
間違っても「ささみとブロッコリーしか食べれない」ということはありませんので安心してください。
現在入会に迷っているジムがあるのであれば直接食事指導の内容を聞いてみるのが手っ取り早いかもしれませんね。
パーソナルトレーニングの食事管理や食事指導方法は?
食事管理や食事指導の方法はジムにより、アナログでノートに書いたり、メールやラインでの報告だったりと異なります。その方法をまとめてみたいと思います。
専用のシートやノートに記入する方式
専用のシートを渡されたりキャンパスノートを購入して、毎日の食事やその他言われた項目についてメモを取っていく方式です。
毎回のセッションの時に提出して内容をトレーナーの方に見てもらうというやり方ですね。
利点としては、紙媒体なので「見返す時に便利」ということです。また、手で書くという作業は自分を客観視する方法としてすごく優秀です。自分の日々の食事内容を見て「意外と食べてるな私」などと冷静になれるのも良いところです。
デメリットとしてはメールやラインよりは手間がかかりますね。それを面倒と思わなければ良いのではと思います。
メールやラインで報告する方式
現在一番多いタイプがこれです。メールやライン、専用のアプリ等で日々の食事を写真または文章で報告していきます。
メリットとしては何と言っても手軽さではないでしょうか。写真を撮るだけならすぐにでも出来ますからね。
リアルタイムでのフィードバックが出来るのもこの方式の優れた点と言えると思います。
報告なしの方式
食事のポイントは言われますが報告義務は特に無いジムも。いちいち報告するのが面倒とか、日々の食事を見せるのが恥ずかしいという人には嬉しいですね。
ただ、数ヶ月しても体重の変動が無い場合はやはり食事に問題があるのでその場合は報告をしてもらう場合もあるようです。私の指導も食事の報告は完全希望制なので特に義務はありません。しかし結果が芳しく無い時には細かく報告してもらうことがあります。
パーソナルトレーニングは食事制限なしでも大丈夫なの?
ここまでパーソナルトレーニングにおける食事管理の方法についてお話ししてきましたが、食事制限なしで達成できるならそれに越したことは無いですよね。
食事制限なしで痩せたり理想の体型になれる人はある程度条件があるかと思います。その条件とは以下の通りです。
筋トレの量をしっかりと確保出来る
シンプルに「摂取カロリー<消費カロリー」であればまず太ることはありません。断食で太る人がいないようにです。
ですので、パーソナルトレーニング以外にも自宅やジムでトレーニングを日々行っている人は食事制限が必要無いかもしれません。
週1回のパーソナルトレーニングだけという人が好き勝手食べていたら・・・?結果は出るかもしれませんが、より時間がかかるのは目に見えていますね。
1日3食の方だと1週間で21回の食事を摂ることになります。1回の運動と21回の食事。身体にとって影響力があるのはどちらか分かりますよね。
好きなものがたんぱく質である
「食べるのが好き」と一言に言っても、食べ物には種類があります。パスタが好きな人もいればチョコレートが好きな人がいる。例えばたんぱく質の塊であるお肉やお魚が好きな場合は、食べ過ぎたとしてもたんぱく質を摂取することになるので、対してダイエットに影響が無いばかりか、筋肉の材料となってくれるので好都合です。
逆に甘いものを毎日大量に食べるのを止められないという人はなかなか難しいかもしれません。運動でどうのこうのというよりもまずは食生活の改善をするのが先決でしょう。そして食生活の改善だけである程度理想の体重になれるかもしれません。
元々少食である
元々が少食であるならば、総摂取カロリーはそれほど高く無いはずです。パーソナルトレーニングや家でのトレーニングで十分先ほどの「摂取カロリー<消費カロリー」が成り立つはず。
少食の方が太っている場合には運動不足の他に、ストレスが溜まっている場合もあります。総合的に見ていくことがキレイになるための秘訣ですね。
パーソナルトレーニングって食事制限や食事管理などの食事指導はどうなっているの?【タイプ別に紹介】まとめ
最近は筋トレをする女性も増えてきて、キレイな身体の方が増えてきましたよね。
私も成りたい!と思った時にひとつの手段としてパーソナルトレーニングを利用される方も多いはず。
その時に運動と食事管理の内容を知っていることで、自分にあったものを選んでいけるはずです。
ですが、やはりネット上だけの情報だと分からないこともあることでしょうから、実際に体験してみてどう感じたかのか?そのフィーリングを大切にしてください。
身体を変えるということは、習慣を変えることです。それはすなわち、大げさかもしれませんが人生を変えることに繋がります。どうせやるなら徹底的に。
理想の体型を手にいれる方が増えることを願っております。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。