背中は普段見えないからこそ意識しづらい部位です。この記事では背中のストレッチについて、その方法や注意する点をお伝えしていきたいと思います。
ストレッチが上手になると普段の疲れを上手に取ることができます。積極的に普段のケアに入れていきましょう。
背中のストレッチの方法は?
最初に背中のストレッチの方法を確認していきましょう。
①手を体の前に組んで行うストレッチ
(1)手と手を組んで、体の前に構えます。
(2)手の甲を体から話すようにしていきます。
(3)おへそを見るように体を丸めましょう。
(4)ゆっくりと深呼吸を3回くらいします。
(5)楽な姿勢へと戻ります。
これらを何度か気持ち良いな〜と思うくらい繰り返します。「痛い」のは厳禁なのでせめて「痛気持ち良い」くらいにしておきましょう。
②体側部も一緒に伸ばすストレッチ
(1)手を組んで、手のひらを上に向けながら背伸びをします。
(2)ゆっくりと体を左右に倒し、体側部のあたりの伸びを感じます。
(3)呼吸を3回くらいしてゆっくりと元の体勢に戻ります。
以上、この2つのストレッチをしっかりと行なっていきましょう。動画を見ながら行うと動きが確認出来ますよ。
背中のストレッチの注意点は?
背中のストレッチの注意点をお伝えしていきます。参考にしてみてください。
しっかりと体を丸めること
背中の筋肉は
・体を丸めること
・体を左右に倒すこと
・腕を体側部から離すこと
で伸びます。ので、特に最初のストレッチでは「丸める」ことを、次のストレッチでは「倒す」ことを意識してみてください。
呼吸は止めない!
どのストレッチにも共通ですが呼吸は基本的に止めません。呼吸を止めると筋肉は縮もうとしますのでストレッチとは合いません。
いつもよりゆっくりとした呼吸を意識するだけで十分ですので、ゆ〜っくりと呼吸をしてストレッチを行なっていきましょう。ゆったりする音楽をかけても良いですね。
背中のストレッチ、どんな効果があるの?
背中のストレッチにはどんな効果があるのでしょうか?確認していきたいと思います。
背中の動きが良くなると背骨が動く
背中の動きが悪いことで背骨の動きが悪い人が多く感じます。
背中の筋肉は広背筋というものだけではなくて肩甲骨と背骨を結ぶもの、背骨同士を結ぶものなどたくさんあります。
そういったところの硬さは背骨に直接的に影響を与えるので、こういったケアを通して常に動きやすい状態にしてあげることが大切です。
トレーニングしたら、ストレッチを。
以上背中のストレッチを紹介してきました。
トレーニングしたらそのままの人が多いですが、ストレッチをすることで筋肉が早く回復、成長できる環境を作ることができます。
せっかくダイエットするのだったら効果が出るような行動をすることが大切ですよね。
その手段のひとつとしてストレッチがあります。色々なストレッチを覚えて、ケア上手になりましょう。

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。