ダイエットしている人は「ダイエットのための器具ってどんなものが?役立つならほしい!」と思う人が多いかと思います。フィットネス用品売り場にはたくさんのものが売っていますが果たしてどんなものがあるのでしょう? この記事では、ダイエットを手助けしてくれる器具を様々紹介したいと思います。腹筋や足などを鍛える時に使えるマシーンやケアの助けになるグッズなど、ダイエットに役立つものばかりですよ。
そもそもダイエット器具って痩せるの?
ダイエットの器具には本当に様々な種類がありますが、果たして効果はあるのでしょうか?ダイエット器具を使って見ようと思っている方は、効果があるのか一緒に確認していきましょう。
運動の補助としてはいい
ダイエット器具は運動する時の道具や、装着して勝手に筋肉を動かすものです。ですので、何もないよりかは運動の強度をあげることができたり、代謝をあげる効果がある程度あると言えます。
やはりダイエットに必要なのは食事
とは言え、ダイエット器具を使うだけで痩せれるなら世の中には太っている人はいないでしょう。まず、ダイエット器具を継続して使う必要があります。しかし、それでも運動だけではなかなか痩せないものです。
痩せようと考えている人は食事も見直す事をおすすめします。
結果の出るダイエット器具のオススメは?
ここからは実際のグッズを確認して効果が出るのか、出そうなのかを考えながら紹介していきます。
ダイエットのグッズ
まずは大きなマシンの様なものではなく、比較的に小さく安価な器具をご紹介します。
ダイエットクッション
画像参照元:amazon
クッションに座ることで姿勢や骨盤を矯正することが目的のグッズです。座る姿勢が良くなることで、腰痛や肩こりの緩和することや立ち姿勢が良くなり痩せて見える効果は期待できます。
一方で、座るだけの圧で骨盤が矯正されないという意見もあるため、座り姿勢を良くする(楽に座れる)商品と考えてもいいでしょう。ただ座るだけでエネルギーを多く消費する訳ではないので、ダイエット(体脂肪を減らす)としての効果はあまりありません。
ダイエットスリッパ
画像参照元:amazon
ダイエットスリッパは、スリッパのかかと部分をカットしてるものが多いです。このスリッパを履き姿勢を維持しながら生活をすることで、ふくらはぎからお尻にかけての筋肉を刺激することができます。また、不安定な状態で姿勢を維持するため、骨盤も前傾しやすくなり、猫背対策にもなります。
このグッズはダイエット(体脂肪を減らす)というよりは、ふくらはぎやお尻の筋肉を刺激してからだのラインを綺麗にしたり、姿勢を良くしたりするのに効果的だと思います。
このグッズはただ履いているだけでは効果はありません。この靴を履いて歩いたり、家事を行うことで運動効果を上げてくれるものということは忘れないでおきましょう。
ダイエットサンダル
画像参照元:amazon
効果としてはダイエットスリッパと同様なものも多いですが、外でも使えるように写真のようにかかとまであるものもあります。かかとまである商品はインソールを独自に開発しているものがほとんどで、インソールによって姿勢を整えたり、足のツボを刺激するといった効果がある商品もあります。
このグッズもただ履いているだけでは効果はありません。この靴を履いて歩いたり、家事を行うことで運動効果を上げてくれるものということは忘れないでおきましょう。
ダイエットシューズ
画像参照元:reebok公式サイト
スリッパやサンダルと違い、こちらはしっかりとした靴のためサイズ感やはき心地も履いてみないとわからないようなので、買う前にしっかりと下調べする必要があります。
このグッズもダイエットスリッパと同様に、不安定な状態で姿勢を維持することで脚の筋肉を刺激する効果が期待できます。日常生活でも使えるところがメリットですね。
このグッズもただ履いているだけでは効果はありません。この靴を履いて歩いたり、家事を行うことで運動効果を上げてくれるものということは忘れないでおきましょう。
ローラー
画像参照元:amazon
腹筋を鍛えることができるグッズです。腹筋ローラーやアブローラーとも呼ばれます。足を付く位置やフォームによっては、かなり強度が高い腹筋や全身のトレーニングをすることが可能です。
そのため、ダイエットとしての効果は高めのグッズです。
表情筋トレーニング器具
画像参照元:PAO公式サイト
顔の筋肉を鍛えることにより、顔のたるみ、しわ、ほうれい線などの改善を期待できるグッズです。顔の筋肉を鍛えることで、顔の筋肉にハリが出て締まった印象になると思いますが、からだ全体としてのダイエット効果はあまりないと言えます。
バランスボール
画像参照元:amazon
バランスボールは、筋トレやストレッチ、身体の調整など様々な用途に使うことができます。大きいので場所をとってしまいますが、運動するときの道具として使えばダイエットにも効果があります。
トランポリン
画像参照元:amazon
トランポリンの上で跳ねたり、ダッシュ等をすることで有酸素運動の代わりになります。また、不安定なためバランス感覚を養うことにも優れています。有酸素運動の仲間に当たるのでやればやるだけ効果がでると言えます。スペースや騒音の問題もあるため一人暮らしの人にはあまり向かないでしょう。
ゴムバンド
画像参照元:amazon
ゴムの弾性を使用してトレーニングをすることができるグッズです。写真は輪っかになっているタイプですが、ひも状や取っ手がついているタイプもあります。
スペースも取らないですし、簡単に筋トレの強度をあげたり種類を増やすことができるので、初心者の方にも手を出しやすいグッズだと思います。運動の強度を上げてくれるグッズのため、ダイエットにも効果的と言えます。
骨盤、姿勢強制クッション、チェア
画像参照元:amazon
ダイエットクッション同様、椅子や地面に画像のような椅子やクッションをひいて座ることで、骨盤が正しい位置にくるようにしてくれるグッズです。
お仕事等で座りっぱなし方には腰痛予防や姿勢を正す効果はあると思います。その結果立ち姿勢でも姿勢が良くなり痩せて見えることはあるかもしれませんが、ダイエットとしての効果はあまりありません。
フラフープ
画像参照元:amazon
フラフープは、回し続けるために動き続けなければならないので、有酸素運動にあたります。
ウォーキング等とは異なり動かす部分がウエスト周りなので、ウエスト周りの筋肉を刺激し、くびれを作ることも期待できます。(体脂肪が多いとくびれていても見えないので体脂肪を落とすことも必要です。)
またウエスト周りを動かすことで、腸が刺激され便秘の解消にも繋がるようです。有酸素運動なのでダイエットの効果もある程度の時間(10分以上)行えばあります。
スライドボード
画像参照元:amazon
画像のように滑りやすいシートの上に専用のシューズを履いて使用します。滑りやすい特徴を活かして、シートの上でスケートのような動作で有酸素運動を行なったり、筋トレをすることができます。
主にお尻や内腿といった下半身の筋肉を刺激しながら有酸素運動を行うので、ダイエット効果もあると言えます。
その他グッズ(ツイストボード)
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ボードの上に乗り、腰を捻ることでウエストを引き締めることを目的したグッズです。ウエストを刺激する効果はある程度あるとは思いますが、負荷も弱いですし長時間することも想像できないため、ダイエットとしての効果はあまりないでしょう。
ダイエットのマシーン
次は大型のマシンや電気を使うグッズをご紹介します。
EMS
画像参照元:SIXPAD公式サイト
画像の様なパットを肌に直接貼り、微弱な電気を流し筋肉を受動的に収縮させてトレーニングができるマシンです。元々はリハビリなどの現場で使われていました。
筋肉を刺激するマシンですので一時的に引き締まって見えることはありますが、体脂肪が減る訳ではありません。筋肉が動くので軽い筋トレ程度にはなるかもしれませんが、効果はあまり実感できないでしょう。
また、これで理想的な見た目になれるならば、誰も筋トレや有酸素運動はしません。あくまでも運動等ができない時に、ちょっとでも筋肉を衰えさせないために使うくらいに思っていた方がいいでしょう。
腹筋マシーン
画像参照元:shopjapan
CM等でもとても有名になった腹筋運動の補助をしてくれるマシンです。
運動をあまりしない人にとって腹筋運動は以外にきつく、いざ行ってみると腹筋ではないところが痛くなったり、きついのですぐに止めてしまいます。そういった方にはこの腹筋マシンは有用かもしれません。何もないよりは強度が低いため腹筋運動はやりやすいと思います。
しかし、当たり前ですが腹筋運動だけでは痩せません。お腹周りの脂肪が落ちる訳ではありません。あくまでも腹筋運動を補助してれるマシンです。
乗馬マシーン
画像参照元:amazon
十数年前に一時期話題になった乗馬マシンです。不安定な乗馬マシンに揺られながら姿勢を維持することで、ウエスト周りの筋肉を鍛えることができます。筋トレというよりは有酸素運動に近い様です。
確かに、ウエスト周りが引き締まる効果はある程度はあると思いますが、これも運動の強度はとても低いのでダイエットとしての効果はあまりです。
ウォーキングマシン
画像参照元:amazon
自宅でウォーキングができるマシンです。下で紹介するランニングマシンに比べ、走るのには向かないのであまり頑丈ではありませんが安価です。天候や場所に左右されずに室内でウォーキングが可能です。
ウォーキングは有酸素運動ですので、やればやるだけダイエット効果が期待できます。
ランニングマシン
画像参照元:amazon
ランニングマシンはウォーキングだけでなくランニングまでできるので、ウォーキングマシンよりも頑丈に作られていて高価です。ウォーキングマシンよりも強度が高い有酸素運動を室内で行うことが可能です。ダイエット効果は高いと言えます。
ローイングマシン
画像参照元:amazon
ボートを漕ぐ時の動きを再現し、全身を使った有酸素運動ができるマシンです。安価なものは油圧式のものが多く、高価なものはダイヤル式で強度を変換できるようです。
全身、主に下半身と背中を多くことができ、ランニングやウォーキング同様にダイエット効果があります。運動をあまりしない方には筋トレとしての効果も期待できます。
フィットネスバイク
画像参照元:amazon
これもお馴染みの有酸素マシンの一つでしょう。室内で自転車漕ぎの有酸素運動ができます。座ってできるところがメリットでしょうか。下半身を使った有酸素運動でダイエット効果があります。
踏み台(ステッパー)
画像参照元:amazon
その場で階段を登る運動の有酸素運動ができるマシンです。省スペースで行えるのがメリットです。有酸素運動なのでダイエット効果があります。
振動マシン
画像参照元:amazon
振動するボードの上で、姿勢やポーズをとって維持すします。すると身体が自然に筋肉を使ってバランスをとり、結果的に運動したことになるというマシンです。
家庭用のものは安価(それでも結構します)ですが、高価なものは宇宙飛行士やアスリートのトレーニングマシンとしても使われているため筋トレとしての効果はあると言えます。
また、マッサージ器具の様に血行がよくなりむくみや脂肪が減りやすい状態にする効果も期待できます。このマシンを使用すると、筋トレとしての効果や血行がよくなる効果で、代謝が上がり痩せやすい状態になるので、ダイエットとしての効果はあると言えます。
ぶら下がり健康器
画像参照元:amazon
ぶら下がることで主に上半身のストレッチができます。また、懸垂を行うことができれば背中と腕の筋トレになります。
懸垂ができるのであればダイエット効果はあります。
ダイエット器具を有効活用してダイエットに弾みをつけよう
ここまで様々はダイエット器具を確認してきました。身につけるものや、ウォーキングマシンの様に有酸素運動を室内でできる様にしたものもありました。ただ、ずべての器具に言えることは、効果を出すためには買うだけではだめということです。
身につけるものは、それをつけて定期的に運動する。マシンの場合も定期的に使う。何もグッズを使わないで継続して運動することは難しいと思いますが、こういったグッズを買えば運動を続けるモチベーションを維持しやすくなるかもしれません。
そして定期的に使うことができれば、何も器具を使わないよりも効果がでるかもしれません。ダイエットを成功させるために、自分にあった器具があればぜひ使ってみましょう。

所持資格は日本ホリスティックコンディショニング協会フィジカルコンディショナーと日本栄養コンシェルジュ協会の栄養コンシェルジュ。栄養学や解剖学を基にした、ボディメイクを目的とする筋トレや食事指導が得意です。ボディビル雑誌からも日々インプットしています。