ダイエットをすると、『胸も小さくなった』と耳にする事とも多いんじゃないでしょうか?
引き締まっていても、胸がないとせっかくの女性らしさが失われてしまいます。
せっかく痩せて綺麗な身体にするなら、胸も綺麗でボリュームがあり女性らしい身体にしたいですよね!
胸を小さくしないようにダイエット、バストアップしながら引き締まった身体を作る方法を説明していきます♪
ダイエットで胸は痩せないでそのままを残す方法は?
ダイエットで『胸痩せた』、『胸が減る』などを耳にしますが、ほとんどの原因が無理なダイエットにあります。
ここでは、胸痩せせず胸を維持してダイエットする方法と、ダイエットで胸を落とさないためのポイントを紹介していきます。
食事制限をしすぎないこと
胸は栄養不足になると、女性ホルモンの分泌が減少し乳腺が衰退してしぼんでしまうことがあります。
どのダイエットでも1番やってはいけない食事を制限しすぎることです。ダイエットは必ず『食事制限』を耳にしますよね。
確かにダイエットを成功させるためには食事は重要です。しかし、大切なのは『食事制限』ではなく『何を食べるか』なのです。
極端に食事制限をしすぎると、体重は落ちますが見た目はどうでしょう?全体的に筋肉が落ちてただやつれた見た目になってしまい、胸も小さくなってしまいます。
食事は健康で生きていくためには必要であり、太ってしまった原因も食事だと思います。食事をただ減らしたり、食べなくしたりするのではなく、太ってしまった時の食事を見直すことが大切です。
ダイエット成功の為の食事を紹介しているので、こちらもあわせてご覧下さい。
【ダイエット成功の食事マニュアル】おすすめレシピや食材は?献立やレシピは?
急に痩せようとしないこと
急に痩せようとすると先ほどもお話した通り、無理な食事制限に加えて無理な運動もしようと焦ってしまいます。いきなり食事を制限したり、慣れない運動をするとストレスがかかりホルモンバランスが乱れてしまいます。
そうすると胸もしぼんでしまいます。結局はその生活も続かず、胸はしぼんだままリバウンドという最悪な事態になってしまいます。
リバウンドせず減量する為には、1ヶ月に自分の体重の5%までと言われています。例えば、体重50キロの方だと1ヶ月に2.5キロまでの減量であれば、無理なく痩せる事ができます。
急に痩せようとせず、しっかりと継続する事で無理なく綺麗な身体を手に入れることができます。
マッサージなどを取り入れること
マッサージなども取り入れることによって、より胸を落とさずダイエットすることが可能です。
大切なのがバスト周りのリンパの流れです。胸のリンパは鎖骨周りのデコルテラインと背中の肩甲骨から脇の下にかけて流れています。
リンパは不要になった毒素を排出する役割がありますが、その流れが悪くなると溜まった毒素が身体を老化させ女性ホルモン弱ってしまいます。
なので、胸痩せしない為には特に胸周りのリンパの流れを良くする事が大切なのです!
ダイエットで胸を大きくすることはできる?
ダイエットしていてもバストアップができるのでしょうか?実際にダイエットに成功し胸も大きくなった方はいます!
その為には、正しい知識、方法が必要です。
まずは、急に痩せようとしない事、食事を制限しすぎない事です。栄養をしっかりと摂取してマッサージでリンパの流れを良くする事がポイントでしたね。
小さな事の積み重ねではありますが、継続していれば必ず結果は出ます。なので、焦らずポイントを抑えて自分にあったペースでダイエットを始めましょう。
ダイエットで胸が垂れた!防ぐには?
スポーツブラをきちんと着用する
運動時にはスポーツブラを着用する事がとても大切です。走ったり激しい運動をすると胸が揺れて衝撃が加わってしまいます。
胸が揺れると女性なら聞き覚えがある『クーパー靭帯』がグーンと引っ張られてしまいます。引っ張られると痛いですし、恐ろしいことに一度伸びてしまったクーパー靭帯は二度と戻らないのです。
そうすると、胸が垂れてしまい綺麗な形ではなくなってしまいます。『まだまだ若いからスポーツブラを着けないで走っても大丈夫』と思っている方、若いうちから運動時はしっかりとスポーツブラを着用することで綺麗な胸を維持できますよ!
過度なランニングは避ける
やはりダイエットと言うと『ランニング』ですよね。確かに『体重を減らしたい』、『脂肪を燃やしたい』と言う方にはとてもおすすめです。
しかし、最初から頑張って毎日走り過ぎるとそれを継続出来れば良いですが、多くの方が継続出来ないと思います。先ほどスポーツブラのお話をしましたが、過度なランニングはスポーツブラを着けていてもバストに負担がかかります。
そこで、おすすめなのが筋トレです。筋トレはランニングと違い、簡単な種目であればご自宅でも行えます。
ランニングは良く『30分走らないと脂肪が燃えない』と言われています。ランニングは走った日にしかカロリーが消費されませんが、筋トレした次の日、更にその次の日まで代謝が上がりカロリー消費が続くと言われています。効率の良さ、継続のしやすさを考えるとランニングだけではなく、筋トレもあわせて行えると効果的です!
男性も胸周りの脂肪が気になる方が多いと思います。普段、胸の筋肉をあまり動かさない事に原因がありますので、筋トレで胸周りを動かしてあげると効果的です。
次では胸を綺麗に小さくする方法、胸のトレーニングもご紹介していきます。
胸を綺麗に小さくするダイエット方法は?
食事は脂質を少しカットしていく生活を
中には胸が大きくて悩んでいる方も多いはず。胸は大部分が脂肪で出来ています。
なので、食事から『脂質』をカットすれば良いのです。特に脂質が多いのは、揚げ物、中華料理、スナック菓子などです。これらは、飽和脂肪酸が多く含まれており、身体の中で固まってしまいます。
しかし、脂質も大切な栄養素。ただカットすれば良いのではなく、飽和脂肪酸を避け、魚やオリーブ油、ナッツ類などの血液をサラサラにし、身体の中で固まらない不飽和脂肪酸を適量摂ることが大切です。
1日に脂質を35g〜40gを目安に摂取してみましょう。脂質のイメージとしましては、サラダ油大さじ1で約10gの脂質が含まれています。上手く蒸す、茹でるといった調理法で脂質を抑えられると良いです。
減量中の食事のポイントは?メニュー例は?効果的にダイエットを進めよう。
こちらは、更に詳しく食事に関してご紹介しているので是非ご覧下さい。
運動の時はスポーツブラを
先程、スポーツブラの着用についてお話をしましたが、胸を綺麗に小さくする為にも運動時のスポーツブラの着用は必須です。
運動で胸が揺れたり衝撃が加わると、クーパー靭帯が伸びて胸が垂れてしまうので、胸が小さくなっても垂れたままになってしまいます。
せっかくダイエットしたのに、胸が垂れてしまうと女性らしい綺麗な見た目ではなくなってしまいますね。
なので、運動時はスポーツブラを着用するようにしましょう。
胸のトレーニングをして代謝アップを
普段、胸を動かせていない方が多いのではないでしょうか?動かせていない場所は脂肪がたまりやすいので、特に男性の方は胸の脂肪が気になりますよね。
胸のトレーニングをする事によって、女性であれば『バストアップした』、『胸の形が綺麗になった』男性であれば『胸の脂肪が落ちた』、『胸板が厚くなりたくましくなった』など嬉しい効果もあります。
そこで胸のトレーニングで代表的な腕立伏せをご紹介していきます!
スタート
両膝をついて、両手は肩幅より広めに開きます。
フィニッシュ
ここまで身体を沈めていきます。
おへそが落ちないように、肩が上がらないように気をつけていきましょう。
男性の方や余裕のある方は両膝を伸ばしてチャレンジしてみて下さい。
もっと知りたい方は動画で詳しく説明していますのでご覧下さい。
よく食べて、よく動こう
いかがでしたか?今回はダイエットに加えて『胸』についてもお話ししてきました。
ただむやみに運動したり、食事を減らしたりすると理想の身体にはなれないかもしれません。
今回は主に胸についてお話をしてきましたが、どのダイエットでも『継続する事』が大切です。
小さな積み重ねにはなりますが、焦らずまずは自分にあったペースでやっていくのが理想の体への近道です。
今回お話したポイントを抑え、楽しく美しい身体を手に入れましょう!

東京学芸大学では、保健体育を専攻し、その後、日本ホリスティックコンディショニング協会ホリスティックコンディショナーの資格をとり、パーソナルトレーナーになる。活動歴7年。累計1000人以上のセッションを行う渋谷のパーソナルトレーニングジム「ととのえて、からだ。」の代表トレーナー。解剖学や生理学、栄養学など知識が豊富。